クラウド帳簿は電子帳簿保存法に対応していますか。

クラウド帳簿サービスでは、電子帳簿保存法に基づくタイムスタンプの対応は提供しておりませんが、メール送信機能を利用することにより、データの上書き防止機能を実装しています。

この機能により、送信されたメールやその添付ファイルは、保存後に変更や上書きが行えない状態となり、改ざんの防止が確保されます。

加えて、当サービスではタイムライン機能も提供しており、こちらも電子帳簿保存法への準拠をサポートします。タイムライン機能は、取引データや証憑の変更履歴を詳細に記録し、データの更新履歴を追跡できることから、改ざん防止や監査対応において重要な役割を果たします。

タイムラインに記録された情報は、取引やデータ操作の過程を日時、変更者、変更内容といった形で明確に保存し、将来的な確認・監査において必要な証跡となります。

これにより、データ改ざんがあった場合にも、その履歴を即座に特定することができ、法定保存期間内におけるデータの完全性と信頼性を維持できます。

詳細について

具体的には、以下の点が保障されます:

  • メール送信機能により、送信された取引データは一度確定し保存され、改ざん防止が実現されます。
  • タイムライン機能により、データがどのように変更されたかの履歴を追跡し、証拠書類としての信頼性が高まります。
  • データが法定保存期間中、適切に管理されるとともに、必要に応じて迅速にアクセスできる状態を保ちます。

これらの手段を通じて、電子帳簿保存法に基づく適切なデータ管理がなされており、改ざんの防止とデータの透明性を高めています。